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2010年11月28日 (日)

あがり症克服(7)

コミュニケーションスクール・セルフコンフィデンスの主宰者・新田祥子の公式ブログです。今月は「あがり症」をテーマについて書いています。スピーチ不安や対人不安について詳しく知りたい方は、新田の著書 「心臓がドキドキせずあがらずに話せる本」&「練習3分 あがらない話し方教室」をお読みください。
ぜひホームページもご覧ください。→ http://www.droppies.com/

先日、ブックオフにCDを引き取ってもらう際に、ベートーベンだけは残したつもりだったのに、大、大、大好きなアシュケナージ(ウラディーミル)演奏のヴァイオリンソナタ「クロイツェル」を渡してしまい、とっても、とっても、とっても後悔しました(。>0<。)。

(20代の頃から、この「クロイツェル」を聴いて悩みを解決してきたので・・・(゚ー゚;)

そうしましたら、ituneと連動しているマイミュージックに音源が残っていることが分かり、削除してしまったituneをダウンロードして復活できたり、
その作業をしている間に、アマゾンでアシュケナージを検索してみることに気づいたりして、失くしたものよりも大きな実りを得ることができました(゚▽゚*)。

失ったことを嘆いているより、新たな道を探した方が賢明であることに、いまさらながらに気づく出来事でした(*´v゚*)ゞ。

さて、前回は条件反射の遮断法について書きました。
(研究秘密である部分が多く、すべてをお伝えしたわけではありませんが・・・)

条件反射の遮断は発話のたびに行いますが、条件反射が遮断できれば、あとは新たな「あがり」を作らないためのマネジメントをすればいいわけですね。

これまで何度も書いてきましたように、あがりとは「不安、恐怖」という感情ですが、この感情は「思考」から生まれます。
「思考」を刺激に「感情」が発生し、「感情」を刺激に「神経細胞」が反応し、神経細胞の活性化を刺激に、生理的覚醒(身体症状)という反応が起こります。

この一連をシステムとして捉え、指導・介入し、あがり症克服に導くわけです。

また、身体症状が無くなったら、あとは個々が独自に抱える問題を解決しなければなりません。
多くの人が抱える問題は声の震えですが、声の震えにはおおよそ下記の5つの原因が考えられます。

1.ファルセットで話している。
2.ブレスのとり方がうまくいっていない。
3.呼吸が浅い。
4.呼気が弱い。
5.息を止めて話している。
このほか、レアケースとして、唇の筋肉が弱いために震えてしまうという人もいます。

上記にもそれぞれ原因があり、改善法や改善に要する時間は一人ひとり異なりますが、原因が分かれば解決法も見つかります。
また、セルフコンフィデンスでは、高い声を低い声にしたり、低い声を高いトーンにするなど、「声」を変えることもできます・・・(*^-^)。

以上、長くなりましたが、本日は以上です。

※明日から5日間、講演とワークショップで沖縄に行きます。最後の1日半はプライベートな時間がとれましたので、リゾートホテルでのんびりしてきますヽ(´▽`)/。

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2010年11月16日 (火)

あがり症克服(6)

コミュニケーションスクール・セルフコンフィデンスの主宰者・新田祥子の公式ブログです。今月は「あがり症」をテーマについて書いています。スピーチ不安や対人不安について詳しく知りたい方は、新田の著書 「心臓がドキドキせずあがらずに話せる本」&「練習3分 あがらない話し方教室」をお読みください。
ぜひホームページもご覧ください。→ http://www.droppies.com/

先日、ブックオフに本やCDを引き取ってもらったら、3万7000円にもなりました(*^-^)。
本代は7000円ぐらいでしたが、古いジャズやクラシック、矢沢永吉さんのCDやDVDに高値がついたようです。
(今はYouTubeで佐々木新一さんの歌を聞いてます。40年位前の歌手の方で、聞いているとすぐに当時にタイムスリップできます(*´v゚*)ゞ)

さて、今回は、あがり症の「条件反射の遮断」について書いてみたいと思います。

条件反射とは、人前で話すことを考えただけで、ドキドキなどの身体反応が起きてしまうことをいいますが、多くの人はこの身体症状から「あがり」を認識して嫌悪感情を強め、結果として「あがり症」を強化してしまいます。

つまり、あがり症の人にとっては、この身体症状が最大の元凶なわけです。

そのために、初期の段階で条件反射を遮断することは必須で、セルフコンフィデンスでも、最初の介入で身体症状を感じずに話せることを重視し、実践しています。

どうすれば遮断できるのか。

細かい理論は省いて、大局の結論だけを述べますと、「リズム」を整えるのです。

リズムとは何かというと、「刺激」と「反応」です。

社会や人は刺激と反応の文脈で構成されていますが、名前を呼ばれたら(刺激)、返事をする(反応)というのは、もっとも分かりやすい刺激と反応ですね。そこには一定のリズムがあり、反応が遅いと、相手に、不快感という感情を生起させてしまうこともあります。

上記は目に見える刺激と反応ですが、思考と行動も刺激と反応ですし、手を上げることや声をだすというのも、(たとえ無意識であっても)思考や神経細胞や筋肉間における刺激と反応の結果です。

もちろん、「スピーチ」という言葉にドキドキしてしまうというのも、刺激と反応ですね。

これら刺激と反応のリズムの乱れが「あがり」や「あがり症」で、脳をパニック状態にしているのですから、この乱れたリズムを、脳にとっての安心状態である「標準のリズム」に戻せばいいのす。

どのようにすれば標準リズムに戻すことができるか? これを明確にすることが大事ですね^^。

「話す」という行為は、知性(情報)、情報整理、発話(言葉、声、スピード、間)の3つに大別できますが、条件反射はこれらすべてに随伴しますから、それぞれの反射のリズムを正す必要があります。

中でも最初にするべきことが、「話し方のリズムを整える」ということです。実は、話し方のリズムが整うだけで、心拍が標準に戻ります。

では、話し方のリズムを整えるにはどうするか? (これも大事ですね^^;)

それについては新田の本に書いてありますが、言葉で理論を説明するより、実践で身についけていただいた方がはるかに早いです。

もし、ひとつヒントを出すとしたら、「人はなぜ話せるのか」を考えてみてください。答えが見いだせたら、リズムの整え方も見つけやすいと思います(*^-^)。

長くなるので、続きは次回に(*^-^)。

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