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2010年7月14日 (水)

あがり症は治すもの?or克服するもの?

コミュニケーションスクール・セルフコンフィデンスの主宰者・新田祥子の公式ブログです。7月は「あがり症」をテーマについて書いています。ホームページもぜひご覧ください。→ http://www.droppies.com/

なかなか更新できずに申し訳ありません(゚ー゚;。

さて、一般的に認識されるあがり症(SAD:社会不安障害)には、複数の症状があるということを紹介しましたが、
本日は、このあがり症は、「治すもの」か、それとも「克服する」ものかということについて、私見を述べてみたいと思います。

「治す」というとき、「風邪が治った」などと同様に、「その症状が出なくなる」ことを指しますが、薬を飲むことによって、心臓がドキドキせずに話せたり、身体の震えがなく話せれば、あがり症が治ったという判断です。

SADの人には、うつ病や他の精神疾患を併発している人もいますから、たしかに医療による治療が必要な人もいます。

また、あがり症を自覚している人のほとんどは、会議で発言するときや人前で話すときなど、特定の場面でのみ症状がでますので、
このような人は認知行動療法による介入で、ドキドキせずに話すことが可能になりますので、「克服する」という言葉がふさわしいのではないでしょうか。

後に詳しく説明しますが、あがり症にみられるさまざまな症状は、「脳内物質」が原因で起こります。
そこには遺伝的要素が大きな場合もありますが、日ごろの生活習慣や考え方の習慣によって、脳内のバランスが崩れてしまっている場合もあります。

そのために診断やアセスメントの基準が設けられているのですが、どちらにしても「場数」や「練習」で解決できるほど単純な問題ではありません。

しかし、適切な治療や心理教育、そしてエクスポージャー(実践)によって必ず克服でき、また、治せるということです

本日は以上です(*^-^)。

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