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2010年7月20日 (火)

あがるのは本能、あがり症は条件反射

コミュニケーションスクール・セルフコンフィデンスの主宰者・新田祥子の公式ブログです。7月は「あがり症」をテーマについて書いています。詳しく知りたい方は新田の著書 「心臓がドキドキせずあがらずに話せる本」&「練習3分 あがらない話し方教室」をお読みください。ホームページもぜひご覧ください。→ http://www.droppies.com/

3連休、皆さまはどのように過ごされたでしょうか? 新田はお仕事でした(^-^;。

さて、前回は、あがり症は場数や練習で何とかなるほど単純な問題ではない、ということについて書きましたが、今日は、なぜ多くの人が「場数」と考えるのかを切り口に、話を進めてみたいと思います。

理由はいろいろあると思いますが、確かな理由として、ひとつ上げることができると思います。

それは、「あがり」や「あがり症」が何かを知らない人ほど、場数や練習という言葉で表現しやすいということです。もし場数や練習でなんとかなるものならば、精神科医や心理学者等がワールドワイドで研究したりはしませんね。

あがりは脳が感じる不安、恐怖心で、これは誰もがもつ防衛本能です。また、あがり症は、人前で話すことを考えただけでドキドキなどの症状が反射的に出てしまう状態をいいます。(詳しくは新田の本で)

このドキドキや手足の冷たさという身体反応は、脳内神経が活性化して起こりますが、私たちの脳は、神経細胞の活性化や筋肉の収縮といった一連の流れを、「システム」として記憶してしまっているということです。

だからやっかいな病気として、精神科医は投薬で治療をし、身体反応が出ないようにするのです。

人は恐怖心に慣れることはありません。

恐怖に震えながらどれだけ場数をこなそうとも、脳内が安心感で満たされることはなく、仮に決まった場所や人の前でドキドキせずに話せても、場所や人が変わればまたドキドキしますから、単なる場数や練習ではどうにもなりません。

あがり症を克服するためには、異なる場、異なる人の前でドキドキせずに話せること、平常心で話せる体験を重ねることが重要で、それには脳を安心させるためのマネジメントが欠かせません。

この安心感の上書きが、あがらないで話せる脳、平常心で普通に話せる脳を作ってくれるのです。

そのために、セルフコンフィデンスは最初のスピーチで、ドキドキせずに話すということを実現してもらうのですが、ただし、これであがり症が克服できたわけではありません。

続きは次回に(*^-^)。

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