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2009年1月29日 (木)

声の問題を解決する

話し方教室セルフコンフィデンスの主宰者・新田祥子が、自著「心臓がドキドキせず あがらずに話せる本」 「あがらない話し方教室」 の中から抜粋した記事をご紹介しています。ホームページもぜひご覧ください。→ http://www.droppies.com/

声は第二の人格といわれますが、声に問題を抱える人はたくさんいますね。

例えば、あがり症の人に多いのが、「声が震える」という問題です。

原因はいくつかありますが、大きくは下記の4点です。

ひとつは、身体が硬直したために声も震えてしまうという人です。これは簡単でやっかいです。

なぜ簡単なのにやっかいかというと、そこには技術的な問題と認知の問題が絡んでいるからです。

身体硬直による声の震えは、ほとんどの場合、短期間で克服できます。しかし、声というのは息で声帯を震わせて出す音ですから、もともとビブラートがかかっています。

また、私たちは他人の声は外耳で聞きますが、自分の声は内耳で聞きます。そのため内耳で聞く自分の声は、ビブラートがやや大きく聞こえます。

そして、声に敏感になっている人は、このビブラートを震えとして認識し、そこに強い思い込みや信念があるために、声の問題と同時に認知の問題の解決が必要になります。そのためにやっかいで難しいのです。

ふたつ目の問題は、声をだすための器が震えているという人です。

声を出すための器とは、かんたんにいうと口の周囲や唇のことですが、口の周囲や唇の筋肉が弱くなると、声は震えた音として外に漏れてしまいます。

上記は、年齢からくるものでない限り改善はできますが、やや時間がかかります。

三つ目は、息に問題があるケースです。

息の問題もいくつかに分類でき、息自体が震えているという人もいますし、呼吸が浅いことや吐く息が弱いために震えてしまうという人もいます。

上記の場合は、震えないで息を吐くというトレーニングから始まりますので、克服までにはやや時間を要します。

最後の四つ目は、ファルセット(地声と裏声の中間の声)で話すことが習慣になっているために、不安定な声になってしまうというケースです。

上記は比較的女性に多いのですが、こちらも容易に解決ができる人と、時間がかかる人に分かれます。

普段は地声という人は、比較的容易に解決できます。

しかし、生まれてから一度も地声で話したことがないという人は、地声を出すためのトレーニングから学習しなければなりませんので、人によって解決時間が異なります。

また、声に問題を抱える人の中には、上記の4つが混合している場合も多く、諦めずにトレーニングを続けることが肝要です。

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